岡山大学 附属図書館

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知好楽セミナー

岡山大学附属図書館では、グローバル化時代を生き抜くための「知」と「心」を育む交流をコンセプトとして、図書館が自らの知的空間を活用して、学生に向けて企画・展開する独自のプログラムを実施しています。

スキル編
社会で生き抜くために必要な「知」の活用技術を磨くことを目的とする様々な研修会
談話会編
異文化・異世代・異社会との交流を通して「知」を「好」み、さらに「楽」しむ境地へと導くことを目的とする様々なイベント

コンセプトである「知好楽」という言葉は論語から頂きました。学問を楽しんでいただけるよう、充実したセミナーを開催していきたいと考えますので、どうぞ積極的にご参加ください。

子曰く、これをる者はこれをむものに如かず。これをむ者はこれをしむ者に如かず。
(巻三第六雍也篇20)

孔子が言われた。学問を知っているだけでは、学問が好きで学んでいる人には及ばない。また好きで学んでいるだけでは、楽しんで学んでいる人には及ばないのである。
世間にはいわゆる物知りがいる。知らないよりはいいが、それだけではだめである。「好きこそ物の上手なれ」というが、すきでなくては本当には究められない。しかしそれでも不十分で、学問することが楽しくて仕方がないという境地になってこそ、本当の学問なのである。
(「声に出して活かしたい論語」三戸岡道夫編著より引用)

開催日時・内容は、新着ニュース をご覧ください。
過去実施分は下記の通りです。

第31回: はじめての人のための「愛生」ヲ読ム会

開催日
2022年12月20日(水)14:00~16:00
講師
鑓屋翔子(長島愛生園内カフェ・さざなみハウス店主)
 
スミカオリ(ヨノナカ実習室)
 
松岡弘之(岡山大学学術研究院社会文化科学学域准教授)

24名にご参加いただき、長島愛生園やさざなみハウス等で開催されている「愛生ヲ読ム会」についての説明の後、「愛生」や「点字愛生」のバックナンバーを各自手に取り、気になった言葉やそこから感じたことを話し合いました。
参加者の方からは「入所者の生の言葉の力を感じた」、「他の参加者の感じた印象や感想をを共有できてよかった」などの感想をいただきました。

知好楽セミナー 第31回の様子

第30回: カラー写真でみる1952年の岡山の街・人びと―J.ホールのいたミシガン大学日本研究所岡山分室の遺産-

開催日
2023年6月15日(木)14:30~16:00
話題提供者
長志珠絵(神戸大学・教授)
 
福島幸宏(慶応義塾大学・准教授)
 
衣川太一(神戸映画資料館・研究員)

ミシガン大学日本研究所岡山分室に在籍していた日本学研究者J.W.ホールが撮影したカラースライドを紹介しながら、占領期の岡山の様子を解説していただきました。撮影場所が判明していない写真が紹介された際には参加者から「ここはあの場所ではないか」等の声が上がるなど、双方向型の講演となりました。

当日は48名の方にご参加いただき、「約70年前の写真がきれいで楽しめた」「色が入ってることで身近に感じることができた」などの感想をいただきました。

知好楽セミナー 第30回の様子1 知好楽セミナー 第30回の様子2

第29回: 物語のある美術館-大原美術館が生まれるまで-

開催日
2022年12月16日(金)14:00~15:30
講演者
吉川あゆみ(公益財団法人大原美術館 学芸課長)
開催方法
会場: 岡山大学附属図書館(中央図書館) 1F OG Wellness SALON(ラーニングコモンズ)
オンライン: Zoomによるオンライン配信

大原美術館学芸課長 吉川あゆみ氏にご講演をいただきました。

今回の講演では、西洋美術を紹介する日本最初の美術館「大原美術館」の誕生にかかわった大原孫三郎、洋画家の児島虎次郎の思いや奮闘の様子についてお話しいただきました。また、おおよそ100年前の絵画収集の様子を、児島虎次郎のツイッターで伝える取り組みもご紹介いただきました。

当日は、会場15名、オンライン配信に35名の方にご参加いただき、講演後は、参加者から多くの質問が出されました。
参加者からは、「美術館の設立背景を人物を通して知ることができ、美術館がより身近に感じられるようになった」、「実際に行ったことのある大原美術館の歴史を知るいい機会でした」、「是非また行きたくなりました」といった声をいただきました。

知好楽セミナー 第29回の様子

第28回: No Entry の内側で ―世界遺産の保存科学―

開催日
2022年3月3日(木)15:30~17:00
講演者
松井敏也(筑波大学・芸術系・教授)
開催方法
会場: 岡山大学附属図書館(中央図書館) 1F OG Wellness SALON(ラーニングコモンズ)
オンライン: Zoomによるオンライン配信

筑波大学の松井敏也教授にご講演いただきました。

今回の講演では、遺産や文化財の価値とは何か、何を残すのかや、修復のための調査・研究や修復の方法など、カンボジア・アンコール遺跡群で行われている保存科学研究を中心に、様々なお話をしていただきました。講演後は参加者から活発に質問が出され、関心の高さがうかがえました。

当日は、会場6名、オンライン配信に38名の方にご参加いただき、「遺跡等の劣化の科学的な分析と対応を知ることができて面白かった」、「アンコールワットの話が聞けて良かった」といった声をいただきました。

知好楽セミナー 第28回の様子1 知好楽セミナー 第28回の様子2

第27回: 2.4次元のアートとJAZZ~ローカルとグローバルをつなぐ『線』~

開催日
2021年3月9日(火)14:00~16:30
プログラム
  1. 徳持耕一郎氏講演「鳥取から世界へ~イノベーターとしての活動~
  2. 岡山大学JAZZ研究会とのトーク&ライブセッション
開催方法
会場: 岡山大学附属図書館(中央図書館) 1F OG Wellness SALON(ラーニングコモンズ)
オンライン: Zoomによるオンライン配信

ワークショップ・ザウルス を主宰されている、造形作家の徳持耕一郎氏にご講演いただきました。

今回の講演では、徳持氏がイノベーターとしてどのようにアート活動をしてきたか、他のジャンルを含めて、誰に出会い、どのように情報収集・吸収し、発想を形にして、鳥取から世界へ発信してきたかについて、お話しいただきました。

また、徳持氏と岡山大学JAZZ研究会、そしてスペシャルゲストとして、フルーティスト・コンポーザーの Akiko 氏とのトーク&ライブセッション、ライブドローイングが行われました。

当日は、会場20名、オンライン配信に24名の方にご参加いただき、「普段聞くことのできない話を聞くことができました。こんな風に、いろんな分野をまたいだ取り組みは、 直接関わる分野のことだけでなくて、分野横断そのものの経験や魅力を知ることができると感じました」、「Jazzの演奏がよかったです」といった声をいただきました。

知好楽セミナー 第27回の様子

関連展示「徳持耕一郎作品展『線で奏でるJAZZ』」についても、セミナー当日を含め、展示期間中、多くの方にご覧いただきました。セミナーの様子および徳持耕一郎作品展「線で奏でるJAZZ」については、動画を公開していますので、ぜひお楽しみください。

  • 【岡山大学附属図書館第27回知好楽セミナー】
    • (1/1)
  • 【岡山大学附属図書館ギャラリートーク】徳持耕一郎作品展「線で奏でるJAZZ」
    • (1/2)
    • (2/2)

第26回: 知を産み、育む-沢山美果子『性からよむ江戸時代』を題材に-

開催日
2021年1月13日(水) 15:00~16:30
講師
岡山大学客員研究員 沢山美果子 氏
コメンテータ
岩波書店・『世界』編集部 大山美佐子 氏
山形大学准教授・附属博物館 佐藤琴 氏
開催方法
オンライン(Zoomによるオンライン配信)

岡山大学客員研究員の沢山美果子氏にご講演いただきました。

今回の講演では、1冊の本『性からよむ江戸時代』(岩波新書、2020年)を題材に、沢山美果子客員研究員に史料と出会い、読み解き、現地を訪れ、本を書き上げるまでの経緯やエピソード、調査研究の過程やコロナ禍で感じられたことをお話いただきました。

また、岩波書店・『世界』編集部の大山美佐子氏に、編集者の役割や本ができるまでの経緯について、お話しいただきました。山形大学准教授の佐藤琴氏には、山形大学附属博物館の資料の収集や保存、活用についてお話いただきました。そして、岡山大学附属図書館の職員から、参考調査のサービスについて説明しました。

当日は58名の方にご参加いただき、「研究者・編集者・博物館・図書館のそれぞれの立場からのアプローチが価値ある1冊の書籍として結実するようすがよくわかり、人文学の面白さを存分に味わうことができた」、「一冊の岩波新書が出来上がる過程を詳しく知り、とても興味深く、また感銘を受けた」といった声をいただきました。

知好楽セミナー 第26回の様子

第25回: 出会いと別れ アインシュタイン氏の第3の次元(談話会編)

開催日
2020年1月23日(木) 16:30~18:00
講師
九州大学理学部・准教授 秋山良 氏
場所
中央図書館 本館1階 ラーニングコモンズ

九州大学理学部准教授 秋山良 氏にご講演いただき、ブラウン運動やエントロピーなどについて、お話いただきました。
講演後は参加者から活発に質問が出され、関心の高さがうかがえました。

当日は34名の方にご参加いただき、「排除体積によるエントロピーの差によって、大きさの異なる物質の分離することができる可能性について理解できた」、「物理・化学を知らない方達にもわかりやすい内容だった」といった声をいただきました。

知好楽セミナー 第25回の様子

第24回: 気象と音楽 -季節サイクルの中でみるドイツや日本の「春」と「歌」-(談話会編)

開催日
2019年11月29日(金) 14:30~16:00
講師
岡山大学教育学研究科・教授 加藤内蔵進 氏
岐阜聖徳学園大学教育学部・教授 加藤晴子 氏
場所
中央図書館 本館1階 ラーニングコモンズ

岡山大学教育学研究科 加藤内蔵進教授、岐阜聖徳学園大学教育学部 加藤晴子教授にご講演いただきました。
今回の講演では、加藤内藏進教授が気象学・気候学の観点から、加藤晴子教授が音楽の観点から、ドイツや日本の「春」と「歌」についてお話いただきました。講演後は参加者から活発に質問が出され、関心の高さがうかがえました。

当日は30名の方にご参加いただき、「春といっても日本とドイツは気候が大きく違い春に対する感じ方や思いが違ってくるのだと思った」、「とてもおもしろかった」といった声をいただきました。

知好楽セミナー 第24回の様子

第23回: 市民とともに育つ図書館をめざして ~瀬戸内市民図書館の実践~(談話会編)

開催日
2019年10月28日(月) 14:30~16:00
講師
瀬戸内市民図書館・館長 村上岳 氏
場所
中央図書館 本館3階 セミナー室

市民参加の協働事業「としょかん未来ミーティング」を踏まえて平成28年に開館した瀬戸内市民図書館の館長である村上岳氏をお招きし、ご講演いただきました。今回の講演では、瀬戸内市民図書館の開設や、地域とつながる様々な取り組みについてお話いただきました。
講演後は参加者から活発に質問が出され、関心の高さがうかがえました。

当日は29名の方にご参加いただき、「市民参加型の設立から計画、運営等、市民主体型の図書館であること、市民とのつながりを大切にされていることが、まちづくりに役立っていると思った」、「平和な時代の平和な市民の夢が実現した図書館だと思った」といった声をいただきました。

知好楽セミナー 第23回の様子

第22回: 人に生まれて良かったと思える、虫の話(談話会編)

開催日
2019年1月16日(水) 14:00~15:30
講師
環境生命科学研究科・教授 宮竹貴久 氏
場所
中央図書館 本館1階 ラーニングコモンズ

2018年注目の話題作『したがるオスと嫌がるメスの生物学』の著者の宮竹貴久教授に、ご講演いただきました。今回のセミナーでは、生きて命をつなぐための生存と繁殖の戦略について、虫の話を中心にお話しいただきました。

ご講演後に、宮竹教授に個別に質問される参加者の方もいて、関心の高さがうかがえました。また、宮竹教授の著書『したがるオスと嫌がるメスの生物学』、『「先送り」は生物学的に正しい』の即売会・サイン会も盛況でした。

当日は43名の方にご参加いただき、「興味深かった」、「もっと話を聴きたかった」といった声をいただきました。

知好楽セミナー第22回の様子

第21回: International Book Day(談話会編)

開催日
2018年12月12日(水) 14:00~15:30
場所
中央図書館 本館1階 ラーニングコモンズ

魯 洙彬(ノ スビン)さん(韓国)からは、金城一紀の「GO!」、NICOLO TASCAさん(イタリア)からは、夏目漱石の「こころ」、PUSTOVOIT VIKTORIIAさん(ウクライナ)からは、藤沢周の「礫」、楊 建雄(ヤン ジエンシヨン)さん(中国)からは、石田ゆうすけの「行かずに 死ねるか!」などが紹介されました。

当日は31名の方にご参加いただき、「本を読みたくなった」、「自分とは違った視点で紹介されていたので、興味深かった」といった声をいただきました。

知好楽セミナー 第21回の様子

紹介された図書

第20回: 英語がナンボのもんじゃい!でもやっぱり勉強するなら楽しくしょうや~(談話会編)

開催日
2018年10月23日(火) 15:30~17:20
講師
通訳者 山之内悦子 氏
場所
中央図書館 本館3階 セミナー室

今回のセミナーでは、通訳者 山之内悦子様をお招きし、ご講演いただきました。英語の勉強に関するご経験や、母語の大切さなどについてお話いただきました。ご講演後は参加者から活発に質問が出され、関心の高さがうかがえました。
また、ご講演後には、山之内悦子様の山形国際ドキュメンタリー映画祭での通訳経験を基にされた著書『あきらめない映画 : 山形国際ドキュメンタリー映画祭の日々』の即売会・サイン会も行われました。
当日は61名の方にご参加いただき、「参考になった」、「衝撃を受けた」、「英語だけでなく、言語の見え方が少し変わった」、「間違っていても、とにかくしゃべることが大事だと学んだ」といった声をいただきました。

知好楽セミナー 第20回の様子

第19回:『屍人荘の殺人』今村昌弘講演会(談話会編)

開催日
2018年7月25日(水) 15:00~17:10
講師
推理小説家 今村昌弘 氏
場所
中央図書館 西館5階 大会議室

本学卒業生であり、ミステリランキング3冠・本格ミステリ大賞受賞作『屍人荘の殺人』の著者である、今村昌弘様をお招きし、ご講演いただきました。
今回のセミナーでは、今村様が作家になられるまでの経緯や、『屍人荘の殺人』の執筆などについてお話いただきました。ご講演後は参加者から活発に質問が出され、関心の高さがうかがえました。

また『屍人荘の殺人』の即売会・サイン会も盛況で、ご丁寧にお1人お1人とお話をされながら、サインをしていただきました。

当日は73名の方にご参加いただき、「実際のプロ作家の講演会を聞けて本当に良かった」、「今村先生と編集部の細田様との対談形式が良かった」、「質疑応答の時間がたっぷりあって、良かった」といった声をいただきました。

知好楽セミナー 第19回の様子

第18回: やさい食堂こやま in Okadai Library 2(談話会編)

開催日
2017年1月17日(水) 14:40~16:00
講師
やさい食堂こやま・オーナー 小山津希枝 氏
場所
中央図書館 本館1階 ラーニングコモンズ

昨年3月に続く第2弾として、岡山市で自然食レストラン「やさい食堂こやま」を経営されている小山津希枝様を再びお招きし、ご講演いただきました。

今回のセミナーでは、健康的な食事についての考え方や食材、調理法について、ご自身の経験を交えながら具体的にお話いただきました。講演後は参加者から活発に質問が出され、食に対する関心の高さがうかがえました。

当日は39名の方にご参加いただき、「野菜の効能や、どのように調理するのがよいかを知ることができ良かった」、「早速食事づくりに活かしたい」といった声をいただきました。

知好楽セミナー 第18回の様子

第17回: International Book Day 附属図書館×L-café(談話会編)

開催日
2017年12月6日(水) 14:00~15:30
場所
中央図書館 本館1階 ラーニングコモンズ

ニックさん(米国)からは、レイ・ブラッドベリのSF小説「華氏451度」、タニアさん(英国)からは、英国の人気ミステリーやアイルランドのSFファンタジー、スウェーデンの作家スティーグ・ラーソンのミレニアムシリーズなどが紹介されました。クマさん(中国)のおすすめ本は村上春樹の「海辺のカフカ」、パクジェヒさん(韓国)からは、ドラマ化された人気シリーズ「成均館儒生たちの日々」や「太陽を抱く月」などが紹介されました。
当日は30名近くの観客が訪れ、セミナー終了後の交流タイムも、多くの学生により、にぎわいました。

今回紹介された図書は、中央図書館本館2階サルトフロレスタ内(カイノキエリアらせん階段周辺の展示棚)に展示しています。ぜひ、手にとって見てください。

知好楽セミナー 第17回の様子

紹介された図書

また、今回のセミナーの関連企画として、「International Book」の感想コメントを募集しています。詳しくは、下記URLをご覧ください。
【中央図書館】International Bookを読んでみよう!感想コメント大募集
(募集は終了しています)

第16回: 全国大学ビブリオバトル2017 ~首都決戦~ 予選会 in 岡山大学附属図書館(談話会編)

開催日
2017年10月11日(水) 14:30~15:30
場所
中央図書館 本館1階 ラーニングコモンズ
主催・共催
主催: 岡山大学附属図書館
共催: 岡山大学生活協同組合

今回のビブリオバトルは、12月に東京で開催される「全国大学ビブリオバトル~2017首都決戦~」の地区予選会を兼ねた、熱い戦いの場でした。

当日は、4名の学生がチャンプを目指し、それぞれのお薦め本について、5分間という限られた時間で、思いをこめたトークを繰り広げました。30名近くの観客も熱心に聞き入り、ディスカッションタイムでは、多くの質問が出されました。

今回の参加学生と紹介本は下記の通りです。(当日発表順)

  1. 天璋院篤姫』宮尾 登美子著 (講談社)
    法学部3年 長谷川 泰昌さん
  2. 『ジーヴズの事件簿~才知縦横の巻』P.G.ウッドハウス著(文藝春秋)
    環境理工学部4年 渋谷 直樹さん
  3. 子どもに「ホームレス」をどう伝えるか』生田 武志, 北村 年子著(ホームレス問題の授業づくり全国ネット)
    文学部2年 植田 真由さん
  4. 『三省堂国語辞典のひみつ』飯間 浩明著 (新潮社)
    文学部4年 桑谷 直紀さん

投票の結果、チャンプ本は、桑谷さんの紹介した『三省堂国語辞典のひみつ』に決定しました。
桑谷さんは11月に「中国Cブロック地区決戦」に出場、勝ち進めば「首都決戦」への出場権を得ることになります。今後も応援、よろしくお願いいたします。

(追記)
2017年11月11日に実施された「中国Cブロック地区決戦」では、残念ながら「首都決戦」に出場することができませんでした。しかし、熱い戦いは、まだまだ続きます。
 →全国大学ビブリオバトル2017~首都決戦~

今回のビブリオバトルで紹介された書籍を、岡山大学生協ブックストア(マスカットユニオン1F)にて、10月下旬頃に特集コーナーにて販売を致します。是非お手にとってご覧ください。

知好楽セミナー 第16回の様子

第15回: 美容師という仕事 -プロが教えるヘアアレンジ-(談話会編)

開催日
2017年7月24日(月) 14:30~16:00
講師
ドゥアパパス・店長 松本大佑 氏
社会文化科学研究科・准教授・進行 佐々木守俊 氏
場所
中央図書館 本館1階 ラーニングコモンズ

第1部: トーク 「美容師の楽しみ」「流行を考える」
第2部: ワークショップ マネキンを用いたヘアアレンジの実習

岡山市の美容院「ドゥアパパス」の店長・松本大佑氏をお招きし、トークとワークショップを行いました。

第1部のトークでは、社会文化科学研究科・佐々木守俊先生を交えて、明治時代から現代までの美容の歴史について解説していただきました。佐々木先生より絵画やポスターなどからみるヘアスタイルの流行についてご紹介いただきながら、松本氏からは美容師ならではの視点でヘアスタイルの特徴やこだわりについてお話しいただきました。

第2部のワークショップでは、マネキンを使って実際にヘアアレンジを体験しました。最初は苦戦していた参加者も、講師の方にアドバイスをもらい、だんだんとコツをつかんでいきました。

当日は19名の方にご参加いただき、「髪型の変遷ひとつとっても、女性らしさの追求、その人らしさ、個性といったものを追求している姿勢が見てとれた」、「実際にワークショップで練習できてよかった」などの声をいただき、和やかな雰囲気の中終了しました。

知好楽セミナー 第15回の様子

第14回「現代短歌の作り方-31字で伝える世界-」(談話会編)

開催日
2017年6月28日(水) 14:30~16:00
講師
岡山大学短歌会会員のみなさま
場所
中央図書館 本館2階 サルトフロレスタ

「第3回大学短歌バトル2017」(2017年3月4日開催)で見事全国優勝を果たされた岡山大学短歌会のみなさまを講師にお招きし、第14回知好楽セミナーを開催しました。

セミナーは、短歌会会員・参加者合同での現代短歌の講評会からはじまり、その後、ポピュラーミュージックから短歌と同じ七・五音を探す活動や、実際に短歌をつくるワークショップなどが行われました。
なかでも、ポピュラーミュージックの歌詞から言葉を抜き出し穴抜きにした短歌を完成させる活動では、参加者の間で活発な意見交換が生まれていました。短歌会会員の清新な進行のもと、和気あいあいとした空気の中セミナーは好評のうちに終了しました。

当日は年齢、性別、国籍も多様な方々にご参加いただき、「今まで短歌は少し遠い存在だと思っていたが、身近な感情をよむことができるのだなと思った」、「ワークショップが工夫されていて、非常に楽しめた」といった感想をいただきました。

知好楽セミナー 第14回の様子

第13回: やさい食堂こやま in Okadai Library(談話会編)

開催日
2017年3月22日(水) 14:40~16:00
講師
やさい食堂こやま・オーナー 小山津希枝 氏
場所
中央図書館 本館1階 ラーニングコモンズ

岡山市で自然食レストラン「やさい食堂こやま」を経営されている小山津希枝様をお招きし、ご講演いただきました。

野菜を使った料理を本格的に始められたきっかけや、身体にやさしい食事をとることの大切さなどについてお話しいただき、小山様の親しみやすい語り口に参加者は引き込まれていました。

当日は本学の学生をはじめ学内外から40名近くの方にご参加いただき、「食についてより興味をもつようになった」、「食事作りに気をつけたい」などの声をいただきました。

知好楽セミナー 第13回の様子

第12回: 伝わるプレゼンテーション術(スキル編)

開催日
2017年1月31日(火) 15:00~16:00
講師
自然科学研究科・教授 五福明夫 氏
場所
中央図書館 本館1階 ラーニングコモンズ

これから卒業論文・修士論文・学会で研究発表をする人向けに、プレゼンテーションの基本的な考え方やスライド作成のコツなどについて解説していただきました。

聴衆の目線に立ってプレゼンテーションを考えることの大切さや、分かりやすく伝えるためのテクニックについて、具体例を交えながらお話しいただき、参加者は時折メモをとりながら真剣に聞き入っていました。

学部生・院生の方25名にご参加いただき、「視覚的に伝えるテクニックが参考になった」、「今後の発表に活かしていきたい」などの声をいただき、好評のうちに終了しました。

知好楽セミナー 第12回の様子

第11回: 岡山大学開学前夜 ―岡山大学キャンパス獲得にまつわるエピソード―(談話会編)

開催日
2016年11月30日(水) 14:00~15:30
講師
岡山大学卒業生 光田博文 氏
場所
中央図書館 本館2階 サルトフロレスタ

本学卒業生の光田博文氏から、終戦後、進駐軍が撤収して空き家となっていた岡山の陸軍第17師団跡地(現:岡山大学津島キャンパス)22万坪を、当時第六高等学校の校長であった黒正巌先生のもと、同校の多数の学生が確保したエピソードについてご講演いただきました。
当時、学生のリーダーとして参加されていたというご自身の体験に基づいた貴重なお話に、参加者は熱心に聞き入っていました。

当日は学内外から60人以上の参加があり、「とても興味のある話ばかりだった」、「当時の歴史年表にのらない、ひとりひとりの心の動きなどが実感できてよかった」などの声をいただきました。

知好楽セミナー 第11回の様子

第10回: 地球を感じる-南極からサンゴ礁まで-(談話会編)

開催日
2016年10月12日(水) 15:15~17:10
講師
自然科学研究科・助教 五百旗頭健吾 氏
自然科学研究科・助教 井上麻夕里 氏
自然科学研究科・教授 五福明夫 氏(第2部モデレーター)
場所
中央図書館 本館1階 ラーニングコモンズ

第1部: 講演「南極から見た地球環境」(五百旗頭健吾)
    講演「サンゴ礁から見る地球環境変動」(井上麻夕里)
第2部: ディスカッション

10回目となる今回は自然観測をテーマに、五百旗頭先生には越冬観測された南極での調査について、井上先生にはサンゴ礁や海洋での調査について、美しい写真と共に講演していただきました。

第1部では、南極で観測された二酸化炭素濃度の変化や、海底堆積物やサンゴから分かる地球環境の変化についてお話いただいた他、長期滞在した昭和基地や調査船での生活についても多数の写真を交えてお話いただきました。
第2部では、参加者から各研究内容や、両研究が示す二酸化炭素濃度の増加が引き起こす環境変化などについて質問がありました。

当日は本学学生をはじめ40人近い参加者があり、学問の粋を越えて好奇心の湧くテーマに触れられたなどの声をいただきました。

知好楽セミナー 第10回の様子

第9回: 連携展示記念トーク「ミュージアムの舞台裏から」(談話会編)

開催日
2016年6月29日(水) 13:30~15:00
講師
岡山県立博物館・学芸課主幹 内池英樹 氏
林原美術館・学芸課長 浅利尚民 氏
岡山大学文学部・准教授 光本順 氏(第2部司会)
場所
中央図書館 本館2階 サルトフロレスタ

第1部: ギャラリートーク「池田家と大阪の陣」
第2部: 学芸員と語ろう

本企画は岡山県立博物館・林原美術館・岡山大学附属図書館の3館で開催した、大坂の陣を共通テーマにした3館連携展示との連動企画です。
岡山県立博物館からは学芸課主幹・内池英樹氏、林原美術館からは学芸課長・浅利尚民氏を、また第2部の司会には岡山大学文学部准教授・光本順先生をお招きし、学芸員の仕事の魅力や3館連携展示について講演していただきました。

第1部では、附属図書館の展示「池田家と大阪の陣」をもとにギャラリートークが行われました。
第2部では、講師のお二人が携わった歴史的発見や展示の裏話のほか、学芸員になられるまでの経験談などを通して学芸員の仕事がどういったものか、時にユーモアを交えながら具体的にお話いただきました。

当日は、本学の学生をはじめ、多くの方が聴講に来られました。
参加者からは「ふつうに博物館に行くだけでは聞けないようなお話が聞けて良かった」、「学芸員の仕事により興味が出た。博物館に行ってみたくなった」といった声をいただき、好評のうちに終了しました。

知好楽セミナー 第9回の様子

第8回: 違いの分かる岡大生になろう(1) -こだわりのマスターが語る奥深き珈琲の世界-(談話会編)

開催日
2016年1月20日(水) 15:15~17:00
講師
1518珈琲・店長 佐藤幸男 氏
場所
附属図書館 中央図書館 本館1階 ラーニングコモンズ

図書館では、岡山大学のみなさんの人生を愉しく豊かにしていただくことを目的に、様々な道のプロの方をお招きして奥深い世界を紹介していただく企画を始めました。
今回は岡山市で自家焙煎のスペシャルティコーヒー店「1518珈琲」を経営する佐藤幸男さんをお招きし、「珈琲」の世界を語っていただきました。
豆の産地や焙煎方法など多岐に渡る内容の講演と、珈琲の煎れ方の実習が行われ、40人近い参加者からは「煎れ方で味が変わるのが興味深い」、「珈琲の奥深さがわかった」といった声をいただきました。

知好楽セミナー 第8回の様子

第7回: 学術的文章の書き方~アカデミック ライティング ワークショップ~(スキル編)

開催日
2015年9月24日(木)~25日(金)
講師
神戸大学大学教育推進機構・教授 近田政博 氏
場所
中央図書館 本館3階 セミナー室

学術論文をはじめ「学術的」文章、「論理的」文章を書く技量は、いうまでもなく、みなさまにとって必須のものですが、その奥は深く、トレーニングが必要な技量でもあります。

この度は院生の皆さんを対象に、適切な論題を見出す方法、説得力ある論証の手法、誤りなく意図を伝える文章表現法などを改めてご紹介いただきました。

当日は演習参加者だけでも50名を超える参加があり、みなさん熱心に耳を傾けていました。異なる学部・異なる研究を行う多彩な組み合せのグループ演習・意見交換には特に好評をいただきました。

知好楽セミナー 第7回の様子

第6回: 連携講座 新しい働き方 第2回 誰にでもできる!~田舎で始める小さな暮らし~(談話会編)

開催日
2015年7月1日(水) 16:00~17:30
講師
美作市地域おこし協力隊 鶴田秀和 氏
場所
中央図書館 本館2階 サルトフロレスタ

この講座は附属図書館が若手研究者キャリア支援センター、キャリア開発センターと共催で行うもので、学生に働くことについて考える機会となるよう企画したものです。
美作市地域おこし協力隊として、東粟倉村にshop&Cafeこぶし庵や農家民宿の経営を行い、里山デイズの代表をつとめておられる鶴田氏には、「美作市地域おこし協力隊」に参加したきっかけ、四季を通した活動やご自身の生活について紹介を行っていただきました。
後半には、地域の困りごとを仕事に変えるといった田舎だから作り出せる仕事の可能性について模索するワークショップもあり、盛りだくさんの内容となりました。

地域おこし協力隊とは、都市地域から過疎地域へ住民票を移動し生活しながら、地域ブランドや地場産業の開発・販売・PR等の地域おこし活動や、農林水産業への従事、住民の生活支援などの「地域協力活動」を行いながら、地域への定住・定着を図る仕組みです。

知好楽セミナー 第6回の様子

第5回: 連携講座 新しい働き方 第1回 -小さな村から世界へ-(談話会編)

開催日
2015年6月24日(水) 16:00~17:30
講師
西粟倉「森の学校」・社長 井上達哉 氏
場所
中央図書館 本館2階 サルトフロレスタ

この講座は附属図書館が若手研究者キャリア支援センター、キャリア開発センターと共催で行うもので、学生に働くことについて考える機会となるよう企画したものです。
過疎が進む西粟倉村にローカルベンチャーを目指す多くの若者が移住して注目を集めています。その起点となったのが森の再生を目指す材木屋「森の学校」でした。
井上氏には「森の学校」を立ち上げるきっかけ、コンセプト、商品開発の取り組みなどをお話しいただきました。後半には参加者が大学図書館について考えるグループワークもあり、盛りだくさんの内容となりました。
当日は定員40名を超える参加があり、学生が熱心に耳を傾けていました。

知好楽セミナー 第5回の様子

第4回: レポートの書き方ワークショップ(スキル編)

開催日
2015年1月19日(月) 16:15~17:15
講師
株式会社ベネッセコーポレーション 宇都宮嘉宏 氏
場所
中央図書館本館3階 セミナー室

セミナーでは、レポートの書き方の基本となる「ロジカルライティング」(=主張・意見とその根拠を論理的にまとめること)について、ご講義いただきました。
学んだことを実践するためのワークショップでは、参加者の方で議論したりロジカルライティングの手法で書き出した内容を発表し合っていただき、会場のいたるところで真剣に話し合う声や楽しそうな声が響いていました。
セミナーは45名の参加があり、参加者からは「論理立てて文章を書く方法を知ることができて参考になった」、「すぐに実践できそう」などたくさんの好評の声を頂きました。

知好楽セミナー 第4回の様子

第3回: 縄文スピリットから始まる新しい創造(談話会編)

開催日
2014年12月18日(木) 14:30~16:30
講師
猪風来美術館・館長・縄文造形家 猪風来 氏
縄文造形家 村上原野 氏
場所
中央図書館 本館1階 ラーニングコモンズ

縄文美術でご高名な猪風来美術館館長の猪風来先生が附属図書館に来館されました。縄文土器に隠された秘密、現代に受け継がれる日本人の心など、北海道の原野で縄文生活を体験された先生に、命の根源に根ざした芸術を熱く語っていただきました。

知好楽セミナー 第3回の様子

第2回: 大学生と論語 ~なぜ論語の素養が求められるのか~(談話会編)

開催日
2014年11月7日(木) 16:30~18:00
講師
「声を出して論語」教室・主宰 景山哲臣 氏
場所
中央図書館 本館1階 ラーニングコモンズ

「論語とは何なのか」、「何故今論語が注目されているか」など、ご自身の体験談を交えた非常にわかりやすい解説していただき、時間を超えてまで先生にたくさんの質問が寄せられました。
参加者からは、「論語に興味をもった」、「論語を読んでみたい」などたくさんの好評の声を頂きました。

知好楽セミナー 第2回の様子

第1回: 若手研究者のための英語論文セミナー : 理系編(スキル編)

開催日
2014年10月29日(水) 13:30~15:00
講師
京都大学理学研究科附属天文台・研究員 Andrew Stephen Hillier 氏
場所
中央図書館 本館3階 セミナー室

附属図書館では初の試みとなるセミナー開催でしたが、当日は100名の定員を超えるたくさんの方に参加頂きました。
英語論文を書く上で大切な論旨を論理的に構成する手法や、論文の単位となるパラグラフの書き方について、非常にわかりやすく解説いただき、参加者からもたくさんの好評の声を頂きました。
英語論文の流れを動物園に子供を連れて行く時に例えたり、誰でも非常にわかりやすい解説で、参加者からもたくさんの好評の声を頂きました。

知好楽セミナー 第1回の様子