岡山大学 附属図書館

UNIV. TOP
LANGUAGE
ENGLISH
MENU

【中央図書館】<終了しました>「貴重書で見る江戸・明治の朝顔」のミニ展示のお知らせ

2011年07月27日

資源植物科学研究所分館で所蔵している資料から、「貴重書で見る江戸・明治の朝顔」のミニ展示を行っています。2009年夏に分館で行われた展示から抜粋してご紹介しています。

 場 所:中央図書館本館1階 新聞コーナー
 期 間:平成23年7月26日(火)~8月6日(土)
 概 要:デジタル化された画像約50点を印刷して展示し、資源植物科学研究所、同分館、展示の紹介を行って
      います。是非ご覧下さい。

     変化朝顔について(展示の紹介文から)
 朝顔と聞いてどんな花を思い浮かべるでしょうか?
今から約200年前、日本のあちらこちらで、風変りな朝顔が見られるようになりました。花の色や形、葉や茎の形などが様々に変化していて、一見朝顔には見えないような不思議な花々です。これらはすべて朝顔の突然変異体で、トランスポゾンと呼ばれる、動きまわる遺伝子の働きで起こったものであるという事が現在では分かっています。
 江戸時代の後期に出現し始めた、これら「変化朝顔」はマニアの間で珍重され、江戸から明治・大正にかけて、3回の大きなブームがあったと言われています。
 「変化朝顔」を作り出したのは、多くは個人的な栽培家でした。彼らは「遺伝子」という言葉こそ知りませんでしたが、その働きについては、経験的に多くを理解していました。奇妙な花を咲かせる「変化朝顔」のほとんどは種をつけませんが、彼らは多彩な品種を生み出し、その変化系統を維持する技術を持っていました。こうして保存された「変化朝顔」の研究は現在にまで引き継がれています。
 ここでは、当館で所蔵する朝顔図譜を中心に、江戸時代から明治時代まで、多様な変化を見せた朝顔を時代
を追ってご紹介します。

資源植物科学研究所分館での展示のご案内について、詳しくは以下をご覧ください。
http://www.rib.okayama-u.ac.jp/library/exhibition2.html

<お問合せ先>
【中央図書館】
   フロアサービスグループ
      電話  086-251-7318(内線 津島7318)
      メール fbe7318◎adm.okayama-u.ac.jp
           (◎は@に置き換えてください)

【植物研分館】
   資源植物科学研究所分館
      (電話番号)086-434-1204


年度