「SDGs」とは、「Sustainable Development Goals」の略で、国連サミットで採択された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指すための国際目標です。17のゴール、169のターゲットから構成されたこの目標は、地球上の誰一人取り残さない(leave no one behind)、持続可能で多様性と包括性のある社会の実現をめざす取り組みです。
人類共通の今日的課題であるSDGsへ貢献することは、岡山大学の理念である「高度な知の創成と的確な知の継承」のもと、岡山大学の目的である「人類社会の持続的進化のための新たなパラダイム構築」に資するものです。
しかし、SDGsの理念そのものは、全く新しいものではありません。岡山には、岡山藩の時代から閑谷学校や岡山藩医学館といった教育施設、大原孫三郎が設立した大原奨農会農業研究所(岡山大学資源植物科学研究所の前身)といった研究施設があり、SDGsの素養があったと言えます。
今回の展示企画では、岡山の「過去」を振り返りつつ、「現在」の岡山大学の取り組みを紹介しています。また、関連図書も数多く展示していますので、SDGsが達成された「未来」を思い描いていただければと思います。
展示期間:令和3年4月9日(金)~(中央図書館 開館時間中)
展示場所:本館2階ムラタアカデミア / 本館1階玄関ロビー
<お問合せ先>
岡山大学附属図書館 調査相談グループ
電話 086-251-7322(内線 津島7322)
メール fbg7322◎adm.okayama-u.ac.jp
(◎は@に置き換えてください)
(21.04.09)