医療経済学・地域医療学
共著：浜田 淳、齋藤 信也
A5判 208ページ
定価： 1,019円（本体926円＋税10％）
ISBN： 978-4-904228-40-1
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概要
岡山大学医学部医学科の「医療政策・地域医療学」及び｢医療管理学」並びに医学部保健学科の「医療経済学」の教科書として、講義を担当する教員が中心となって執筆・作成しています。
本書は、医学生や看護学生が医療政策・地域医療および医療経済学の基本をマスターできることを目的に作られています。また、医療系の大学あるいは専門学校に在籍する将来の医療チームのメンバーにも有用な内容となっています。さらには、学生だけでなく、医療・介護の従事者をはじめ、この分野に関心をもつ方々に読んでいただくことで、医療・介護問題の情報と認識の共有ができれば望外の喜びです。「言葉が認識を生み、認識がアクションを生み、アクションが変化を生む」という言葉がありますが、本書の小さな試みが、地域における医療や介護の状況を少しでもよい方向に変えていくきっかけになれば、と考えています。
目次
第一部 医療・介護を支える仕組み
第１章 医療を支える制度
第２章 介護保険制度
第二部 医療政策・地域医療学
第１章 地域医療とはなんだろうか
第２章 地域医療の課題
第３章 地域医療を実践する－隠岐の島・哲西町・地域医療教育
第４章 在宅医療を実践する－訪問診療専門クリニック
第５章 医療政策における地域医療
第三部 医療経済学
第１章 医療・介護と経済学
第２章 マクロ経済からみた医療と介護
第３章 看護と経済学
第４章 医薬品と経済学
コラム ももたろう先生の『在宅医療の現場で感じたこと』（小森栄作）
その１ 「一病息災」をめざして
その２ 認知症でも働く力
その３ 飼い犬も見送り
その４ 満足の4000円
その５ 生き方の選択
その６ 「じょぼれー」に感謝
その７ 命の教育
その８ 幸福な人生とは
（ このコラムは、山陽新聞夕刊の｢一日一題｣に連載（2012年12月５日から13年１月30 日）したものです。）
あとがき・・・196
編集・執筆者一覧・・・198