国際学入門マテリアルズ
編著：小川 秀樹
A4判 170ページ
定価： 1,122円（本体1,020円＋税10％）
※定価が変更になりました（第２刷2019年7月～）
ISBN：978-4-904228-08-1
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概要
本書は、国際社会的な問題を、主として社会科学のいろいろなディシプリンを適用し学際的に考えるための基礎的な論文素材を提供しようと試みたものである。専門家とは何なのか、専門をいくつも渡り歩くなら、それは専門家ではないのかと自問し、悩み続けた著者の思考の軌跡が論稿のなかに読み取れ、若い学徒にとっては複眼的・学際的な思考を訓練することに直結するであろう。
目次
はじめに
1. なぜ、世界と関わるか
1. 世界の視点を持つことの意義
2. フィールドが教室：海外の現場に学ぶ重要性
3. 国際キャリア、私の事例
4. 大学で「世界」に触れてみよう
5. 世界と言葉
2. 開発と日本
1. 世界の発展と日本
2. 企業活動と貿易制度と国際援助と
3. 経済発展と経済活動の連関を法的に見る
4. 貿易と開発と地域主義
5. 日本のＯＤＡの過去・現在・未来
3. 紛争と和平
1. 冷戦後の紛争と和平―民族紛争と平和構築
2. 平和構築と法律との関わり―平和構築と法整備支援
3. 市民とＮＧＯによる国際平和貢献
4. 国際平和協力と日本―ゴランＰＫＯ派遣に思うこと
5. 日本の若者と平和貢献
あとがき・初出一覧
著者紹介