岡山大学出版会

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市民参画とサービス・ラーニング

市民参画とサービス・ラーニング

監訳:吉川 幸、前田 芳男
A5判 310ページ
定価: 2,310円(本体2,100円+税10%)
ISBN: 978-4-904228-67-8

概要

サービス・ラーニングの教科書として、世界各国の高等教育機関で活用されている名著 Learning through Serving 待望の日本語翻訳版です。学問領域や文化の壁を越えて学びたい学生のために、社会貢献活動と学習について大学の教育課程や社会の中で取り組む場合に、意義のある体験を通して成長できるよう手助けする実践的なガイドブックです。

目次

翻訳にあたって
はじめに
序章 なぜサービス・ラーニングを学ぶのか

第1部 サービス・ラーニングの原理
  第1章 サービス・ラーニングと市民参画とは何か
  第2章 コミュニティパートナーを開拓し維持する
  第3章 地域社会への移行:私から私たちへ

第2部 状況と言葉の理解
  第4章 グループは楽しい、グループは楽しくない:
      公共善のためのチームワーク
  第5章 文化的な繋がりを作る:
      違いを探る、権力を調査する、既得権益を明らかにする

第3部 教室内外での学びと意味構成の促進
  第6章 リフレクション・イン・アクション:学習と活動の関係
  第7章 メンタリング:エンパワーメントのための関係性づくり
  第8章 リーダーシップとサービス・ラーニング:変革を進める
  第9章 失敗からでも学ぶ気持ち:うまくいかなかった時に
  第10章 すそ野を広げる:コースコンセプトの新しい視点

第4部 参画の取り組みの評価
  第11章 採点を越えて:学習と貢献活動の評価をめぐる便益と課題
  第12章 どっぷりはまれるグローバル・サービス・ラーニング:
       出かけるまでに知っておくべきこと
  第13章 どこからでも始めよ、どこまでも続けよ:変化の主体
  第14章 振り返り:さああなたはここからどこへ?

参考文献
翻訳者一覧
著者一覧
監訳者