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このサイトはオープンアクセスについての情報を掲載しています。

2016年の国際オープンアクセスウィークは終了しましたが、
オープンアクセスとはどういうものかを知るためにぜひご活用ください。


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    フクロン


オープンアクセスってなに?
オープンアクセスとは、インターネット上で誰もが無償で論文などの学術情報を利用できるようにすることです。
これは、研究成果を社会に還元するという点でも非常に意義があると言えます。

近年、オープンアクセスが求められるようになった背景には、
学術雑誌価格の高騰や学術出版社の寡占といった問題があります。

一部の大学では予算不足で今まで続けていた雑誌の購入ができなくなる場合もあり、
せっかく雑誌に論文を発表しても、限られた人しか読むことができない事態も起こっています。


このような状況の中、商業出版社主体の学術情報流通形態に対して改革を働きかける動きが10年以上前から始まり、
1998年には北米研究図書館協会がSPARCを開始しました。
また2002年、ブダペスト・オープンアクセス運動(Budapest Open Access Initiative:BOAI)によって
オープンアクセスに関する定義と実現手段を提言したブダペスト宣言が提唱されました。

日本でもオープンアクセスを推進する団体として、
国立情報学研究所が主体となりSPARC/JAPANが組織されています。

オープンアクセスウィーク(Open Access Week)は、SPARC主催のオープンアクセスを広めるためのイベント週間で、
2008年より世界的に展開されています。

SPARC運営のOpen Access Weekサイトはこちら


オープンアクセスの方法は主に2種類あり、
学術論文などの研究成果を

①無料のオープンアクセスジャーナルで発表する
②個人や機関のWEBページで公開する(セルフアーカイブ)

という方法があります。

②では今、多くの機関にリポジトリという学術コンテンツを保存・公開するシステムが用意されています。


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数字で見るオープンアクセス
雑誌価格

Periodicals Price Surveyによると、2004年から2014年の10年間で、
各15分野の学術雑誌価格は平均で約67%上昇しています。



オープンアクセスジャーナル

2016年10月11日時点でDOAJ (Directory of Open Access Journals) に登録されているオープンアクセス(OA)
ジャーナルは、タイトル数が9,176件で、うち論文レベルで検索可能なタイトルは6,401件、論文数が2,323,075件
という状況です。
参考までにOAジャーナルの論文出版料金(Article Processing Charge:APC)は、
例えばPUBLIC LIBRARY of SCIENCEだと1,495~2,900 USドルとなっています。


日本の機関リポジトリ

JAIROのIRDBコンテンツ分析によると2016年9月30日時点で、
機関リポジトリ数は564、コンテンツ数は全体で2,354,333件、うち本文ありは1,786,462件となっています。




オープンアクセスの状況

2008年に刊行された1,837論文のオープンアクセス割合を調べた研究によると、
全体の20.4%がオープンアクセスで、うちオープンアクセスジャーナル(Gold)は8.5%、
セルフアーカイブ(Green)は11.9%となっています。
※調査の一例であり、他の研究結果もあります。
※Gold・GreenはBOAIで示されたオープンアクセスを実現するための類型。

  →分野別の状況


岡山大学学術成果リポジトリについて
岡山大学では機関リポジトリ、OUSAR(Okayama University Scientific Achievement Repository)を構築しています。


OUSARに登録するとGoogleなど検索エンジンからはもちろん、
CiNiiや国立国会図書館などのデータベースからも論文がヒットするようになります。

また、岡山県立図書館のデジタル岡山大百科からもアクセスすることができ、
地域貢献に役立つことにもなるのです。

現在、学内発行の雑誌・紀要などは、担当の先生方のご協力により多くのコンテンツが集まり、
今後も発行毎に収録することとなっておりますが、

一方、個別に学術雑誌に掲載された論文の登録件数はそう多くはない状況です。
たとえ著作権を出版社が留保していても、著者原稿であれば、
リポジトリ登録を認めている場合が最近では多くなっています。

ぜひみなさんの研究成果論文をご提供ください。

→リポジトリへの登録・問合せ

博士論文のインターネット公表
2013年度より、学位規則が改正され、博士論文のインターネット公表が義務化されました。

つまり、原則、博士の学位を得るためには、インターネット公表されることを前提とした
博士論文を提出しないといけないということです!


そもそも、博士論文は大学にとって、非常に重要な研究成果であり、教育成果であり、
地域や社会に向けてのアピールポイントです。
これをインターネット上で誰もが無償で利用できるということはとても有用だと言えます。


岡山大学附属図書館でも電子化された博士論文の一覧ページを作成しました。




博士論文のリポジトリ登録にご協力お願いします。→博士論文登録手順

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フクロン
学問の神、英知の象徴とされるフクロウに似たインターネット上の生物。 特に10月後半のオープンアクセスウィークには頻繁に姿を現す。 オープンアクセスな論文データが好物で、頭にのせて持ち運ぶ。 OA広報目的なら、使用フリー。
2013年のオープンアクセスウィーク中にオープンアクセス
広報キャラクターの名称を公募しました。

応募いただいたみなさん、本当にありがとうございました。
よく考えられたものやユニークなものなど、さまざまな案がありましたが、
図書館内での選考会議の結果、親しみやすく覚えやすいことから、
キャラクター名称はフクロンとさせていただくことに決まりました。

オープンアクセスな「論」文データが大好きなフクロウのフクロン
今後もオープンアクセスのPRに活用させていただきたいと思いますので、
引き続きご支援のほどよろしくお願いします。


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