インパクトの高い国際的な学術雑誌へのAPC支援(2025)を開始
2025年04月01日
本学の研究成果の発信力を向上させ学術コミュニティや広く社会に貢献するため、インパクトの高い国際的な学術雑誌を対象に論文をオープンアクセス(OA)出版するために必要なAPCを支援する制度を試行いたします。
国内においては、2024年2月に内閣府統合イノベーション戦略推進会議により、「学術論文等の即時オープンアクセスの実現に向けた基本方針」が公表され、科研費等の競争的研究費については2025年の新規公募分からその研究成果(論文及び根拠データ)の即時OA化が求められます。即時OAの義務化に向けて、本制度をご利用ください。
2025年度支援内容の概要は以下のとおりです。
・対象者 :本学に所属しており、本学の公費を執行可能な本学の教職員(変更点:学生は対象外)
・対象誌 :以下のどちらかに該当する学術雑誌(変更点:TOP10%ジャーナル)
・Journal Citation Reportsにおける最新の百分位 が「上位10%以内」である学術雑誌
・SJR : Scimago Journal & Country Rankにおける最新の百分位 が「上位10%以内」である学術雑誌
・支援内容:APCの一部を本事業により支援します。
支援対象者が支援対象誌でOA出版する場合、APCのうち5~15万円を支払うことでOA出版が可能。(変更点:著者負担金額)
・申請期間:2025年4月1日~2026年3月31日
※ 原則、論文の受理日およびAPC支払日(法人カード払い/立替払い)が2025/04/01以降であること
※ 申請期間内であっても予算がなくなり次第、受付を終了いたします。
※申請方法や条件等の詳細は図書館HPの「 インパクトの高い国際的な学術雑誌へのAPC支援(学内限定)」をご確認ください。
図書館HP>学習・研究支援>オープンアクセス支援:インパクトの高い国際的な学術雑誌へのAPC支援(学内限定)
図書館HP:最下部「オープンアクセス支援」バナー>右メニュー「インパクトの高い国際的な学術雑誌へのAPC支援(学内限定)」
* オープンアクセス
通常の論文は掲載雑誌を購読しなければアクセスできませんが、オープンアクセスとして出版すると購読することなくアクセス可能になります。
* APC
Article Processing Cahrge(論文掲載料)。論文をオープンアクセスにするには、APCを負担する必要があります。
* ジャーナル指標について
学術雑誌の分野ごとの評価指標で「Q1」はその分野の上位25%に該当し、「TOP10%」はその分野の上位10%に該当します
なお、本学では本制度とは別に「転換契約による論文掲載料支援(学内限定)」も実施しています。あわせてご確認ください。
<問い合わせ先>
岡山大学図書館資料受入グループ
TEL(086)-251-7320
E-mail:fbf7320◎adm.okayama-u.ac.jp
(◎は@へ置き換えください)