岡山大学教育学部と同附属図書館は、附属図書館に所蔵している江戸時代の後楽園絵図を用いたこども向けの歴史ワークショップ「池田家文庫  こども向け 岡山後楽園発見ワークショップ」(第19回全国生涯学習フェスティバル「まなびピア岡山2007」協賛事業、岡山大学ユネスコチェア平成19年度地域セクション事業)を、12月9日(日)に岡山後楽園を会場として開催しました。同ワークショップでは、岡山大学教育学部の学生による昔の後楽園をテーマにした紙芝居を行った後、園内をスタンプラリー形式で回りながら、こどもたちに江戸時代の後楽園(池田家文庫絵図)と今の後楽園を比較しながら「同じところ」や「違うところ」を発見してもらいました。

 

写真1 小学生に慈眼堂(お堂)の説明をする岡大生

 

写真1 調べたことを発表する参加の小学生

 

今回で3回目になる同ワークショップも毎回好評をいただいており、今回は定員を越える参加の小中学生34名・その家族37名の総勢71名の参加がありました。参加したこどもたちからは「昔のお殿様が旭川を舟で渡って、後楽園に入っていた御舟入の場所に水がなかった」や「今の県立博物館のあたりには、絵図には今よりもたくさんの建物が描かれている」などの発表があり、同伴の保護者の方からも「ふだん庭園を鑑賞する機会がなく楽しかった」などの感想が寄せられ、初冬の岡山後楽園で楽しく「江戸時代の後楽園」について体験学習をしていただきました。

 

第2回目の様子は こちら  からご覧下さい。

   
連絡先

学術情報部学術情報サービス課参考調査係

(電子メール:fbg7322@adm.***)

***は、okayama-u.ac.jpを示します。

個々のサービスについては担当係にお問い合わせください。

   
 

平成19年12月11日
岡山大学附属図書館