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貴重資料を活用した教育普及活動
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活動実施状況

教育普及活動状況報告

平成17年度
 
日時活動内容
2005年5月27日絵図類を活用したデジタルミュージアムによる授業(中央小)
2005年6月10日先生向けパンフレット1号製作:干拓事業
2005年7月5日岡山大学所蔵貴重資料デジタルコンテンツ作成委員会発足
2005年8月国絵図を使った指導案の作成(小学校向け中学校向け)
2005年9月国絵図を印刷したA1版教材作成
2005年9月絵図類を活用したデジタルミュージアムによる授業(妹尾中)
2005年11月11日 絵図類を活用した授業(第一藤田小学校)
2005年9月26日岡山市内小中学校への絵図を使った授業例・教材配布
2005年10月1日展示会で行った学校教員向けワークショップのデモ
平成18年度
日時実施内容
2006年8月7日平成18年度岡山県10年経験者研修(大学との連携による講座)
「古絵図をもちいた授業実践」
2006年10月26日岡山市立藤田第一小学校6年生を対象とした
絵図類デジタル画像を活用した小学校での特別授業
「藤田を知ろう~藤田・児島のむかし・いま・未来~」
2006年10月27日 第92回岡山大会 全国図書館大会第9分科会(資料保存)で、
「貴重資料の教育普及」について、事例発表した。
2006年11月2日教材作成①(備中高松城周辺巨大航空写真)
備中高松城水攻めワークショップのため備中高松城周辺の航空写真データを合成して、ワークショップ用の巨大航空写真を作成した。
教材作成②(備中高松城水攻め・紙芝居)
こどもたちに「備中高松城水攻め」のストーリーを動機づけとして理解してもらうための紙芝居をデジタルミュージアムと協力して作成した。
2006年11月4日池田家文庫絵図展ミュージアム・ジュニア・ワークショップ「備中高松城水攻めワークショップ」
備中高松城の水攻めは、全国に知られた戦の一つである。このワークショップでは、航空写真を印刷したものを見て、戦に参加した有名武将の陣営、堤防の場所、水没の領域を発見するという作業を行った。
ワークショップではデジタル紙芝居を行い、水攻めのあらすじを説明した 。参加者:こども35名、おとな22名
2006年11月25日教材作成①(文久3年「御後園絵図」巨大絵図)文久3年「御後園絵図」のデジタル画像(精細画像)を分割・拡大・合成して、ワークショップのための巨大絵図(複製)を作成した。
2006年11月25日教材作成②(江戸時代の後楽園・紙芝居)江戸時代に後楽園がどのように使われていたかをこどもたちに知ってもらうため「江戸時代の後楽園」を教育学部の教員と協力して作成した。
紙芝居のストーリーは、岡山後楽園歴史と未来を考える会の神原邦男先生から江戸時代の後楽園の様子について指導を受けながら、内容を附属図書館で整理し、こども向けの文章表現に留意して教育学部・赤木里香子先生が作成した。紙芝居は、附属図書館が描画したものを、教育学部で彩色をしていただいた。
2006年11月25日教材作成③(江戸時代の後楽園:下敷き)ワークショップ配布用「江戸時代の岡山後楽園」をテーマにした下敷きを作成した。 表面は、文久3年「御後園絵図」を印刷し、裏面にはこども向けのイラストで江戸時代の後楽園の様子をデザインした。
2006年12月3日子ども向け池田家文庫絵図ワークショップ
「岡山後楽園発見ワークショップ」 (パンフレット)池田家文庫にある江戸時代に描かれた岡山後楽園の巨大絵図(4.5m×4.5m)と実際の園内散策による比較によって、「いま」と「むかし」、「おなじ」と「ちがう 」を発見するワークショップを開催した。こども9名、同伴者9名の参加があった。関連報告はこちら
2006年12月4日(新聞掲載)山陽新聞朝刊に「子ども向け池田家文庫絵図ワークショップ」の記事が、「現在と江戸の後楽園違いは:子どもたち絵図と比較」の見出しで掲載された。
2006年12月4日(新聞掲載)岡山日日新聞朝刊に「子ども向け池田家文庫絵図ワークショップ」の記事が、「違い見つけたよ 池田家文庫の所蔵品複製活用 小学生ら園内探検」の見出しで掲載された。
2006年12月4日(新聞掲載)産経新聞朝刊に「子ども向け池田家文庫絵図ワークショップ」の記事が、「後楽園の歴史を体験:親子ら20人がワークショップ」の見出しで掲載された
2006年2月1日岡山県備前県民局主催の「備前おかやま歴史シンポジウム : 岡山の礎を築いた人たち 蕃山 vs 永忠」のパネルディスカッションにおいて、
パネリスト:赤木里香子(岡山大学教育学部助教授)が「次世代への文化の継承について」のテーマの中で、昨年12月3日に実施した「岡山後楽園発見ワークショップ」について報告した。
2007年2月12日 山陽新聞朝刊10面(特集)に「備前おかやま歴史シンポジウム」のイベントの模様が掲載されました。
パネルディスカッションのパネリスト:赤木里香子(岡山大学教育学部助教授)のコメントが掲載された。
2007年3月1日国立大学法人神戸大学百年史編集室から「岡山大学の貴重資料の教育普及活動」の取り組みについて、助手の先生2名の訪問があった。図書館貴重資料と地域の連携について、意見交換をした。
平成19年度
日時実施内容
2007年7月8日子ども向け池田家文庫絵図ワークショップ「岡山後楽園発見ワークショップ」実施結果
岡山大学教育学部と岡山大学附属図書館は、子ども向け池田家文庫絵図ワークショップ「岡山後楽園発見ワークショップ」を岡山後楽園で開催した。
当日は、岡山市や倉敷市に住んでいるこども15名と同伴者9名(合計24名)が岡山大学教育学部3年生の大学生が企画した岡山後楽園の今と昔を発見するスタンプラリー形式のワークショップを楽しんだ。
参加した子どもからは、今まで知らなかった後楽園の姿が知ることができてよかったとの感想がでていた。
このワークショップは、地域に対する絵図の新たな使い方を考えようと、岡山大学附属図書館が2006年12月にはじめたもので、今年度からは教育学部と連携して授業の一つとして行っている。募集パンフまた、実施報告についてはこちら
2007年7月9日(新聞掲載)岡山大学教育学部と岡山大学附属図書館が主催して行った子ども向け池田家文庫絵図ワークショップ「岡山後楽園発見ワークショップ」の記事が7月9日の山陽新聞朝刊と産経新聞朝刊に掲載されました。
2007年12月9日岡山大学教育学部と同附属図書館は、附属図書館に所蔵している江戸時代の後楽園絵図を用いたこども向けの歴史ワークショップ「池田家文庫 子ども向け 岡山後楽園発見ワークショップ」(第19回全国生涯学習フェスティバル「まなびピア岡山2007」協賛事業、岡山大学ユネスコチェア平成19年度地域セクション事業)を、12月9日(日)に岡山後楽園を会場として開催しました。同ワークショップでは、岡山大学教育学部の学生による昔の後楽園をテーマにした紙芝居を行った後、園内をスタンプラリー形式で回りながら、こどもたちに江戸時代の後楽園(池田家文庫絵図)と今の後楽園を比較しながら「同じところ」や「違うところ」を発見してもらいました。
詳細報告はこちら
2008年3月岡山大学ユネスコチェア平成19年度地域セクション事業報告書を提出
岡山大学教育学部と同附属図書館が平成19年度に実施した2回(7月、12月)の「子ども向け岡山後楽園発見ワークショップ」は、岡山大学ユネスコチェア平成19年度地域セクション事業に選定されました。ついては実施内容について報告書を提出しました。
題目:池田家文庫絵図を活用した岡山後楽園発見ワークショップの開発
平成20年度
日時実施内容
2008年5月21日岡山ユネスコチェア準備会に参加しました
「持続可能な開発のための教育」に関して、岡山大学教職員の情報交換の場として、岡山大学ユネスコチェア準備会が開催された。その中で地域セクション事業として開催している後楽園ワークショップや池田家文庫絵図についての紹介を行った。
2008年5月24日岡山大学公開講座「池田家文庫絵図をもって岡山を歩こう」
第1回「池田家文庫城下町絵図について」
平成20年度から附属図書館主催による岡山大学公開講座を開始した。全5回シリーズで、2~4回は複製絵図を手に取り実際の岡山を歩く。第1回目は岡山大学大学院社会文化科学研究科教授 倉地克直先生による講演会として開催した。(岡山県立図書館共催)。岡山県立図書館シアタールームにて98名が聴講された(定員82名)。
2008年6月7日岡山大学公開講座第2回「絵図をもって岡山城を歩こう」
岡山市教育委員会文化財課・文化財副主監の乗岡実氏を講師として、岡山城内を探索。参加人数35名。第1回、第2回目のレポートはこちら
2008年7月13日第4回池田家文庫こども向け岡山後楽園発見ワークショップを開催
岡山大学ユネスコチェア地域セレクション事業「岡山の文化遺産・施設を利用したESD促進ツールの開発」の取組みとしてワークショップが開催された。
小中学生24名と保護者36名参加し、教育学部の学生16名による子どもたちへ園内の説明等を実施した。当日はNHKテレビの取材もあった。参加学生の声はこちら
2008年10月4日岡山大学公開講座第3回「絵図をもって城下町を歩こう」
岡山市教育委員会文化財課・文化財副主監の乗岡実氏を講師として、岡山城下町を探索。
参加人数28名。当日は岡山日々新聞の取材があり、10月9日に掲載された。
2008年10月25日岡山大学公開講座第4回「絵図をもって後楽園を歩こう」
岡山県郷土文化財団研究員の万城あき氏を講師として後楽園を散策した。参加者は30名。
2008年11月1日池田家文庫絵図展「日本と「異国」」が開催
11月1日~11月16日の間、岡山市デジタルミュージアムにて岡山県教育委員会と岡山市教育委員会の後援により開催された。初日には開会式、倉地教授による展示解説、名古屋大学の池内教授による記念講演会が開催された。全体の入場者数は2,254名。
山陽新聞朝刊(11/1)とNHKニュース岡山(11/7)及び岡山日日新聞(11/4)に絵図展について掲載された。
2008年11月16日岡山大学公開講座第5回「絵図をもって山陽道を歩こう」
岡山市デジタルミュージアム学芸員の猪原千恵氏を講師として山陽道を歩いた。
参加者35名。
2008年12月8日学術講演会「江戸時代の岡山後楽園」開催
岡山県技術士会主催(附属図書館共催)の学術講演会が開催され、後楽園に関する講演及び散策が行われた。
その中で資料として池田家文庫絵図が使われた。
2008年12月14日第5回池田家文庫こども向け岡山後楽園発見ワークショップを開催
ワークショップが開催され、小中学生5名、保護者4名の参加があった。
教育学部学生有志5名と実施。今回は岡山県郷土財団研究員の万城あき氏が特別講師として参加。
2009年1月22日平成21年度第10回岡山大学サイエンスカフェ「絵図を読むたのしみ」が開催
岡山大学社会連携本部によるサイエンスカフェが開催され、倉地教授による講演が行われた。
途中の休憩では附属図書館貴重資料展示室も開放され、絵図類の見学が実施された。
2009年2月28日教育シンポジウム「文化財の複製を活用した教育普及を考える」開催
これまでの3年間継続してきた「貴重資料の教育普及プロジェクト」の報告を兼ねて、岡山市デジタルミュージアム講義室にてシンポジウムを開催した。
小学校・高等学校・大学での活用事例をそれぞれ発表願いました。また、同様の取組みを実施している鳴門教育大学の取組み事例を報告いただき、その後参加者によるディスカッションが行われた。
平成21年度
日時実施内容
2009年5月30日平成21年度岡山大学公開講座「池田家文庫をもって岡山を歩こう」
第1回講演会が開催された。
平成20年度から継続して公開講座第1回が岡山県立図書館で開催された。
倉地岡山大学附属図書館長による講演会で、61名の参加があった。会場では複製絵図や絵はがきの展示も行い、好評だった。
2009年6月6日岡山大学公開講座第2回「絵図をもって岡山城を歩こう」
岡山市教育委員会文化財課・文化財副主監の乗岡実氏を講師として、岡山城内を探索。
今年度からは昨年度の反省も含め募集人員を20名とした。参加人数15名(申込15名)。
2009年6月9日平成21年度国立大学図書館協会賞を受賞
貴重資料を利用した教育普及活動に対して、平成21年度国立大学図書館協会賞を受賞した。詳細はこちら
2009年7月11日第6回池田家文庫こども向け岡山後楽園発見ワークショップを開催
岡山大学ユネスコチェア地域セレクション事業「岡山の文化遺産・施設を利用したESD促進ツールの開発」の取組みとしてワークショップが開催された。
小中学生29名と付添者31名が参加され、教育学部の学生20名による紙芝居や数グループに分かれて後楽園内の説明等を実施した。
2009年8月24日絵図で歩く岡山城下町」(岡山大学附属図書館編 発行:吉備人出版)が出版
公開講座企画から上記の図書が出版された。執筆も公開講座の講師が執筆。山陽・朝日・読売・毎日新聞その他様々な地方新聞で紹介された。
2009年9月26日岡山大学公開講座第3回「絵図をもって城下町を歩こう」
岡山市教育委員会文化財課・文化財副主監の乗岡実氏を講師として、岡山市石関町(石山公園)から柳川交差点までのルートを探索。
参加人数17名(申込34名)。
2009年9月29日岡山大学創立60周年記念事業
池田家文庫絵図展「岡山藩の教育」を開催。
9月29日~10月18日の間岡山市デジタルミュージアムにて岡山県教育委員会と岡山市教育委員会の後援により開催された。
初日には開会式、倉地教授による展示解説があった。10月3日には京都大学の辻本教授による記念講演会「儒学教育と武士の人間形成」が開催された。
期間中延べ1,780名の来場者があった。山陽新聞朝刊とNHKニュース岡山等に掲載された。
2009年10月24日岡山大学公開講座第4回「絵図をもって後楽園を歩こう」
岡山県郷土文化財団研究員の万城あき氏を講師として後楽園を散策した。参加人数14名(申込20名)
2009年11月21日岡山大学公開講座第5回「絵図をもって山陽道を歩こう」
岡山市デジタルミュージアム学芸員の猪原千恵氏を講師として山陽道(京橋から岩田町)を歩く。参加人数16名(申込24名)。
2010年1月24日東京国立博物館教育普及シンポジウム
「伝統文化を伝えるために博物館ができること」ポスターセッションに参加
東京国立博物館主催の国際シンポジウムのポスターセッションに参加しました。参加レポートはこちら
平成22年度
日時実施内容
2010年5月29日平成22年度公開講座第1回「池田家文庫城下町絵図について」(講演会)
(岡山県立図書館・デジタル岡山大百科活用講座)
5月29日(土)10:00開催。倉地館長による講演会。午前中の開催にもかかわらず73名の参加があった。会場内では複製絵図(3本)の展示と池田家文庫叢書1「御留帳御船手」や絵はがき展示を実施した。
2010年6月5日平成22年第2回公開講座「絵図をもって岡山城を歩こう」
6月5日岡山市教育委員会文化財課副専門監乗岡実先生による公開講座が実施された。
定員20名のところ40名応募があり、協議の結果40名全員に参加していただき岡山城の案内をうけた。
2010年7月11日岡山後楽園こども向けワークショップ (教育学部連携事業)
複製巨大絵図(文久3年 御後園図)と実際の後楽園での今と昔を比べる体験型ワークショップで、当日は教育学部「総合演習D」受講学生の企画により進行した。
定員を超える参加希望があり、付添の保護者も含め70名以上の参加があった。参加者:32名(保護者・同伴者44名)、教育学部学生17名、教員2名
2010年9月25日平成22年度第3回公開講座「絵図をもって城下町を歩こう」
9月25日岡山市教育委員会文化財課副専門監乗岡実先生による公開講座が実施された。
応募者54名で当日は24名の方に参加いただき、石山公園から天神山、藩学校等を案内いただいた。
2010年10月23日平成22年度第4回公開講座「絵図をもって岡山後楽園を歩こう」
10月23日岡山県郷土文化財団研究員万城あき先生による公開講座が実施された。
応募者34名で当日は20名の参加があり、後楽園内を散策した。
2010年11月16日平成22年度池田家文庫絵図展「絵図にみる中国四国地方の城下町」(同時開催:中国四国地区国立大学図書館貴重資料等共同展示(香川・島根大学図書館参加)を開催。会期:11月16日~11月28日。
会期中1,430名の来場があった。
11月20日には徳島大学平井松午先生による記念講演会「デジタルマップで甦る城下町」が開催され、50名が聴講した。
2010年11月27日平成22年度第5回公開講座「絵図をもって山陽道を歩こう」
11月27日岡山市デジタルミュージアム学芸員猪原千恵先生による公開講座が実施された。
応募者45名で当日は17名の方に参加いただき、京橋から表町商店街、柳川交差点を案内。